UKWTC介護学校による介護実技教育
UKWTC介護学校は、日本で働く介護職の技能実習生育成に特化した2016年3月開設の教育機関です。日本人が、募集・教育・書類手続き・お客様対応まですべてのプロセスを管理した万全のサポート体制を構築し、質の高い日本語教育と介護実技教育を実現しています。
介護実習生送り出しの強み
- 介護現場で困らないレベルの日本語を習得
- 10ヶ月間、日本語3級レベルを習得する教育
- 日本語検定試験3級模擬試験合格率95%と高水準の合格率
- 日本人による教育・指導・運営
- 日本人駐在員10名による万全のサポート
- 介護にも精通する日本人日本語教師のもと質の高い日本語教育を実現。 介護現場経験をもつ日本人講師が直接法で講義
- 日本人が、募集・教育・書類手続き・お客様対応まですべてのプロセスを管理
- 介護に関わる座学・実技合計168時間の、日本人介護講師を中心とした介護教育を実施し、技能実習生の前職要件を満たします。
- 介護職を希望する候補者多数!
- 面接前の1週間コース/1か月コース教育実施済(第一次選考済)生徒が介護職種で4858名以上在籍。優れた人材をすぐに面接選抜できます。
- 毎月80名の送り出しを見越した募集体制を構築中(年間960名を予定)
- 人生教育
- 安易な出稼ぎではなく、自分自身や家族のために希望に満ちた人生を、自らの手で切り開くための人生教育
- 日本人介護福祉士が介護実技を教育
- 介護初任者研修や介護福祉士実務者研修で教鞭を執る介護福祉士が介護実技教育全体を管理。
- 受け入れコストを軽減
- 日本人講師を中心に日本語10ヶ月間、介護1ヶ月間の講習を行うことで、高額な入国後講習を1ヶ月に短縮でき、費用負担を軽減。
- 実習生候補者の負担に配慮した費用体系
- 実習生候補者に対し、手数料以外の費用を徴収していない。(食費のみ本人負担)
介護の現場を意識した日本語教育のポイント
- NAT-TEST3級相当までの日本語教育
- 毎月の社内模擬試験(N5,N4,N3)
- 内定先とのスカイプ通信によるモチベーション維持
- 高齢者を意識した基本的なコミュニケーション
- 会話重視のトレーニング
- 相手の話をよく聞く
- 明るく・表情を豊かにする
- 相手の感情を読み取る
充実した介護教育~資格と経験ある講師
日本出国前に、1ヶ月(24日・168時間)集中講義。介護技能実習制度における前職要件を満たします。
介護技能実習 介護教育カリキュラム
はじめに 心構え、日本の高齢者施設について、高齢者体験、サービスの種類
- 介護職員の仕事内容や介護職員として大切なことの説明(施設の1日の流れ、勤務体系、信頼関係、時間を守る、報連相、多職種連携、身だしなみ)を行う。
- 高齢者の体はどのような状態なのか、重りやアイマスク、耳栓などを用いて見えにくい、聞こえにくい、指が曲がりにくい、足が上がらない等の高齢者体験をすることで高齢者について理解を深める。
- 居宅、通所、短期入所、施設サービスについて内容を知り、様々なサービスがあることを学ぶ。
尊厳の保持、自立支援、介護保険、QOL、ADL、介護予防、廃用症候群、褥瘡
- 利用者が自分らしく、尊厳ある暮らしができるよう、利用者主体の考え方を見に付け、自立支援、尊厳の保持、介護予防の意味を理解させる。
- プライバシーの保護、秘密保持、ICFの考え方の説明を行い理解させる。
- 介護保険制度の説明、その他日本にある様々な保険制度についても紹介する。
老化の理解、疾病の理解、身体のしくみ
- 人はどのように老化していくのか、老化によって体や心はどのように変化するのか理解する。身体のしくみ(内臓等)を知り、高齢者に多い病気について学ぶ。また前兆に気付くことで早期発見に繋げる。
虐待、感染症、バイタルチェック、医行為、終末期ケア
- 虐待(身体的虐待、心理的虐待、性的虐待、ネグレクト、経済的虐待、身体拘束)について説明し、虐待をする人の心理、なぜ虐待が起こるのかを理解する。虐待の予防や虐待されている人が出すサインについても説明を行い、見つけたら報告することについても伝える。
- 施設で多い感染症について(インフルエンザ、ノロウィルス)について予防と対策を説明、A型肝炎、B型肝炎、HIV、白癬、疥癬等の感染症についても理解を深める。手洗い、うがい、マスク、使い捨て手袋の説明を行い、使い方やうがい、手洗いの練習も行う。
- バイタルチェック、介護職員ができる医行為について映像を見せながら説明する。
認知症、障害、ノーマライゼーション、障害受容オンライン授業一部不可
- 認知症とは何か、脳の機能(前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉の働き)、アルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の症状の理解、中核症状・BPSD、BPSDがある人の心理・対応を事例を出してグループワークを行う、認知症の人のビデオを見ながら認知症の人の気持ちを理解できるように説明を行う。
- 身体障害(視覚障害・聴覚障害・肢体不自由・内部障害・重複障害)、精神障害、知的障害について理解し、それぞれのコミュニケーション法を学ぶ。
- 障害受容の5段階について理解する。
コミュニケーション、受容・共感・傾聴、事故報告書、ヒヤリハット、事故予防オンライン授業一部不可
- バーバルコミュニケーション、ノンバーバルコミュニケーション、SOLERを説明、お互いに良い例、悪い例を試し、相手に与える影響を考えさせる。
- 受容、共感、傾聴について事例を出しながらわかりやすく説明する。
- 記録や報告書について書き方やどのような場面で必要になるか例を出して説明する。
- 事故はどのような場所でどのような時に起こりやすいか、予防と対策を説明し、グループワークを行う。
ボディメカニクス、ベッドメイキング、体位交換オンライン授業一部不可
17h(座学3h、実技14h)
- ボディメカニクスの8原則通して人間の体の動きを理解し、自らの体を守る方法も理解する。
- シーツ交換、ベッドメイキングを行う際の注意点(コーナー三角と四角の意味、手の平で入れない、膝をつかない、新しいシーツを手の平で触らない)を説明。
- 体位交換、上方移動、水平移動の仕方を学ぶ。
- 人が立ち上がる時はどのように立つのか、立ちやすい足の位置、姿勢、支え方を学ぶ。
移乗実技はオンライン授業不可
17h(座学3h、実技14h)
- 一部介助、全介助の移乗の仕方の練習を行う。
移動実技はオンライン授業不可
- 車椅子移動の注意点(手や腕が中に入っているか、足の位置等を確認する)を説明し、平地、段差、坂道の練習を行う。杖歩行においては、2点歩行、3点歩行、階段の練習を行う。白杖歩行(手引き歩行)は挨拶、基本動作から階段、段差、狭い道、Uターン、溝の越え方の練習を行う。
排泄実技はオンライン授業不可
17h(座学3h、実技14h)
- 羞恥心に配慮すること、排泄物のチェックと報告について、用具の説明(尿器、差し込み便器、ポータブルトイレ、テープ止めおむつ、パッド、リハビリパンツ)、陰部洗浄、使い捨て手袋の説明、トイレ・ポータブルトイレ介助とおむつ交換の練習を行う。
整容実技はオンライン授業不可
12h(座学3h、実技9h)
- 衣服の着脱(座位、仰臥位で前開き、丸首、ズボン)の練習。
- 洗顔、ひげそり、つめきり、口腔ケアについて学ぶ。口腔ケアは実際にスポンジやガーゼ、ガーグルベースを使用し、練習する。
食事実技はオンライン授業不可
- 食事の意義、飲み込みについて、注意点(姿勢、食事の種類、誤嚥、窒息、準備、福祉用具、配膳)について理解する。
- 実際に介護食と味噌汁の食事介助を行う。とろみ体験も行う。服薬介助についての説明も行う。
入浴実技はオンライン授業不可
13h(座学3h、実技10h)
- 入浴の意義と効果について説明し、羞恥心の配慮、事故の多い入浴介助について注意を促す。湯船に浸かる習慣の無いミャンマー人が理解しやすいよう、温度について(何度が適温なのか湯に手をつけて確認)、シャワーのかけ方、麻痺がある方の入浴介助、体や頭の洗い方、道具の説明、ヒートショック、ドライヤーの当て方、水分補給について指導。
洗髪、手浴、足浴については実際に湯を使って生徒同士で練習を行う。
修了テストオンライン授業不可
6h
- 例1 寝ている利用者を起こし、車椅子に移乗し、食堂に誘導する
- 例2 左麻痺のある利用者の食事介助を行い、食後トイレに誘導する
- 例3 視覚障害のある利用者の歩行介助を行う
苦手分野の復習、補習、レクリエーション等オンライン授業一部不可
- 苦手分野の補習、日本の歌や踊り、習字、折り紙、日本の季節イベントについて知る、日本地図を知る等
ミャンマーの介護施設でボランティア研修
新型コロナウイルス感染予防の観点から、現在活動を休止しています
授業後には、ミャンマーの介護施設で5日間、ボランティアとして研修を行っております。
施設では、掃除・洗濯・食事介助・シャワーの介助(異性の身体に慣れる)を実践しています。
認知症の利用者と実際にコミュニケーションをとってコミュニケーションの方法を学びます。
講師経歴
- 平成9年3月
- 東北福祉大学社会福祉学部卒
- 平成21年9月
- 日本語教師養成講座420時間修了
- 平成23年3月
- 介護福祉士取得
- 平成27年1月~
- 介護職員初任者研修講師
(大阪福祉総合スクール・株式会社イメージラボ・株式会社トップハート・株式会社トーカイスタッフ)
介護福祉士実務者研修講師
(株式会社イメージラボ、株式会社トーカイスタッフ)
介護福祉士の資格を取得している日本人講師へインタビュー
介護福祉士の資格を取得した日本人講師が駐在しているため、充実した介護教育がミャンマー・ユニティでは可能となっています。今回は、ミャンマー人技能実習生の教育をしている日本人講師にインタビューを行いました。介護の教育現場や介護技能実習生の実習の様子などあらゆる質問に答えております。インタビュー内容は以下の通りです。
- 日本語だけでも難しいですが、医療用語は理解できていますか
- 実習生が配属された施設の方からお声がありましたか
- 先生はミャンマー語は話せますか
- 認知症や寝たきりなど、勉強していても実際に起きたらびっくりしてましたか
- 日本でも介護の授業を行っていたのですか
- 介護は清潔を意識する職種ですが、そこの指導も徹底して行っているのでしょうか
- 第一期生の授業は先生お一人で授業していたのですか
- ミャンマー人教師の方は日本での介護現場を経験していらっしゃるのですか
- 最初はやはり大変でしたか
- 実習生は漢字も書けますか
- 実習生の体力面はどうですか
- 他の機関でここまで教育を行っているところはありますか
- なぜミャンマーで介護の教師として赴任しようと思ったのですか
- 介護技能実習生が日本で受け入れできるようになってからミャンマーに赴任してきたのですか
- なぜミャンマー・ユニティを選んだのですか
- 次の教育計画はありますか
また、日本人講師の介護技能実習生の教育に対する熱い想いも語っております。情熱ある日本人講師による介護教育は、施設の方から嬉しいお声をたくさんいただきます。こちらの動画からミャンマー・ユニティの質の高い教育の理由がお分かりいただけると思います。是非ご覧ください。