【試験情報】外食業 特定技能1号試験

外国人が在留資格「特定技能」を得る条件として、日本語と技能の試験2つの合格が必要です。この記事では外食業の技能試験である特定技能1号試験の最新情報をお知らせいたします。

【試験情報】外食業 特定技能1号試験

目次

  1. 特定技能と試験について
    1. 特定技能とは
    2. 日本語試験と技能試験について
  2. 試験情報
    1. 学科試験
    2. 実技試験
  3. 学習用教材

1.特定技能と試験について

1-1 特定技能とは

「特定技能」は、日本の少子高齢化に伴い、深刻化の進む企業の人手不足に対応するために2019年4月に設立した新しい在留資格です。
「特定技能」の在留資格を持つ外国人を受け入れることができる特定産業分野として12分野14業種が認められており、外食業もその中の1つです。
「外食業の特定技能1号」の在留資格を得る条件として、「日本語試験」と「技能試験」で一定の合格基準に受かることが必須となっています。

1-2 日本語試験と技能試験について

日本語試験は「日本語基礎テスト(JFT-Basic)」A2以上の合格または「日本語能力試験(JLPT)」4級以上の合格が必要です。

技能試験は一般社団法人外国人食品産業技能評価機構が実施する「外食業特定技能1号技能測定試験」の合格が必要です。

2.試験情報

下記は一般社団法人外国人食品産業技能評価機構が実施する「外食業特定技能1号技能測定試験」の情報です。

試験科目 学科試験と実技試験
試験時間 計80分
試験方式 マークシート方式
受験料 8,000円(税込み)

2-1 学科試験

衛生管理、飲食物調理と接客全般の知識と仕事で必要な日本語能力を問う試験です。

問題数 30問
満点 100点
合格点 65%以上

2-2 実技試験

実技試験は判断試験と計画立案の2つから構成されています。
判断試験は図やイラストなどから、ふさわしい行動はどれかを選択する問題です。
計画立案は計算して作業の計画をたてることができるかを問う問題です。

問題数 判断試験9問/計画立案6問
満点 100点
合格点 65%以上
    

3.学習用教材

  
言語 外食業技能測定試験学習用テキスト 外食業技能測定試験学習用テキスト 外食業技能測定試験学習用テキスト
日本語 接客全般
Customer Service
飲食物調理
Food and Drink
衛生管理
Hygiene Controls
英語 接客全般
Customer Service
飲食物調理
Food and Drink
衛生管理
Hygiene Controls
ベトナム語 接客全般
Customer Service
飲食物調理
Food and Drink
衛生管理
Hygiene Controls
クメール語 接客全般
Customer Service
飲食物調理
Food and Drink
衛生管理
Hygiene Controls
ミャンマー語 接客全般
Customer Service
飲食物調理
Food and Drink
衛生管理
Hygiene Controls

【参考】一般社団法人日本フードサービス協会

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