コラム “大好きなミャンマーで、ミャンマー人のために力の限り、尽くしていきたい”
大好きな国ミャンマーで、ミャンマー人のために力の限り、尽くしていきたい
2011年。初めてミャンマーを訪問した年です。訪問初日、私は人生が変わるほどの強い感覚に襲われました。「ミャンマーで事業を始めたい」という思いです。理由は二つあります。
一つ目は、街の状況が大きく発展すると感じたことです。
二つ目は、ミャンマー人の素晴らしさに触れたことです。彼らはとにかく親切です。幸せの尺度がお金ではなく家族であること、家族の幸せを一番大切にしています。仏教の深い教えがそのまま根付いているので、勤勉で真面目、奉仕の精神が強く、皆さんが助け合って生きています。
ミャンマーは世界でも最貧国の一つですが、気候が良く、食べ物には困りません。貧しくても僧院では無料で勉強ができる国です。
私はミャンマーに来るたびに、心が落ち着き、初心に戻ることができます。心が落ち着いてくると、ミャンマーの素晴らしい文化や国民性を再認識できて、それは明日への活力にもなります。
そんな中、私は2014年にミャンマーで深刻な感染症にかかって、生死の境をさまよいました。
その後、何とか回復でき、リハビリを続けていました。数ヶ月後にやっと歩けるようになりましたが、体は衰弱したままでした。友人からは、「もうミャンマーには行かないほうがよい、死んだら大変だ」と言われました。
しかし、私の家族は、私がどれだけミャンマーとミャンマー人を好きかということをよく理解してくれていて、衰弱した体と精神状態を回復させるためにも「ミャンマーに行って大好きな仲間に会っておいで!」と背中を押してくれました。そして、その後、半年ぶりにミャンマーに行きました。
家族の言う通りでした。ミャンマーに行ったことで、大好きな仲間にも会えて、体も心も一気に回復しました。
私はミャンマーが大好きです。ミャンマーとミャンマー人が私の体と気持ちに力を与えてくれます。ミャンマーで日々頑張ってくれている仲間たちは心から大切に思える存在です。みんなのそばにいて笑顔をみていると、日々の成長を感じられて、とてもうれしいです。
ミャンマーの仲間たちの存在は、自分がさらに頑張っていくための大きな励みであると同時に、心のよりどころです。私は今後もミャンマーで、一人でも多くのミャンマー人に恩返しをしていきたいという強い思いを持ち続け、力の限り、尽くしていきたいと考えています。
ミャンマー・ユニティ
事業責任者 大澤夕子
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ミャンマー・ユニティ
事業責任者 大澤夕子 -
大学卒業後、2001年に株式会社スリーイーホールディングスに入社。入社3年後、香港にて現地子会社を立ち上げ、貿易等のビジネスに従事する。
2011年にはじめてミャンマーを訪問し、当時のミャンマー人の素晴らしい人柄と勤勉な国民性に惹かれ、2012年からミャンマーで事業を展開。のち2013年5月ミャンマーに「ミャンマー・ユニティ」を設立し、事業責任者に就任。ミャンマーの発展と日本への貢献のため、様々なビジネスやサービスの展開に尽力。現在はミャンマー・ユニティはじめ、スリーイーグループの海外事業全般を統括している。
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