ポストベトナムの最有力国、ミャンマーはなぜ注目されているのか?セミナー大公開
2021年6月末現在、技能実習生は約35万人。
うちベトナム人が半数以上を占めており、日本の産業はベトナム人に頼っていると言っても過言ではありません。
しかし「もうそろそろベトナムは限界だ」という声も多くなってきました。そうした声に対して「次の頼るべき国、ミャンマー」についてを詳細にお伝えしたセミナー内容を記事にまとめ、最新情報に加筆修正したものです。
目次
北中 彰 ミャンマー政府認定圧倒的No.1人材送り出し機関「ミャンマー・ユニティ」グループCEO・株式会社スリーイーホールディングス 代表取締役社長・スリーイーグループCEO
1960年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学卒業後、コンピューターサービス株式会社(現SCSK株式会社)に入社。のち1990年12月に株式会社オフィックス(現株式会社スリーイーホールディングス)を創業し、代表取締役就任。トナーカートリッジ、インクカートリッジにおける環境問題に着目し、カートリッジリサイクル事業のパイオニアとなる。2012年よりミャンマーに進出。のち2013年5月ミャンマーに「ミャンマー・ユニティ」を設立し、グループCEOに就任。2019年12月にミャンマー国内での総送り出し人数No.1となり労働大臣より表彰を受ける。MOEAF(ミャンマー送出機関協会)の2023年9月発表では2位との差が約2.4倍の圧倒的No.1人材送り出し機関となる。現在では、ミャンマー有数の日本企業経営者として、日本の少子高齢化による人材不足問題に着目し、全国で技能実習や特定技能など外国人雇用に関する講演会および情報発信を精力的に行っている。
そのほか、3E Global Co.,Ltd Chairman、3E Yangon Co.,Ltd Chairman、株式会社サップ代表取締役、オフィネット・ドットコム株式会社代表取締役。
日本の言語・文化・ビジネス習慣に通じた質の高い外国人が、 日本のビジネス社会で最大限に活躍できる環境を整えることを目的として設立された⼀般社団法人外国人雇用協議会理事
日本で働きたい人が世界一多い国ミャンマーの若者に、日本で働くという夢と希望を与えるため、「なぜ今、ミャンマーなのか?」~人材不足解消の最後の切り札~を2024年11月に出版。
大澤 夕子 ミャンマー・ユニティ 事業責任者
大学卒業後、2001年に株式会社スリーイーホールディングスに入社。入社3年後、香港にて現地子会社を立ち上げ、貿易等のビジネスに従事する。2011年にはじめてミャンマーを訪問し、当時のミャンマー人の素晴らしい人柄と勤勉な国民性に惹かれ、2012年からミャンマーで事業を展開。のち2013年5月ミャンマーに「ミャンマー・ユニティ」を設立し、事業責任者に就任。ミャンマーの発展と日本への貢献のため、様々なビジネスやサービスの展開に尽力。現在はミャンマー・ユニティはじめ、スリーイーグループの海外事業全般を統括している。
なぜミャンマーなのか?
なぜミャンマーなのか。それは日本人に近い国民性を持ち、日本に行きたい強い理由があるからです。
日本に行きたい強い理由がある
日本に行きたい理由は、
①優秀な若者が多いが、いい仕事につけるチャンスがなく給料が安いこと
②就職したとしても地方での簡単な仕事では月給が7,000円程度しかもらえないこと
地方での簡単な仕事(レストランのウェイトレスや店員など)では月給が7,000円程度しかもらえません。
2021年2月からクーデターが発生し、ミャンマー国内状況が悪化したため、様々な欧米企業がミャンマーから撤退し、さらに仕事がなくなり、現在ミャンマー国内は失業者が160万人以上増えたと報道されています。
またミャンマーの通貨が暴落し、貨幣価値が以前の3分の2位となりました。そのため、輸入品に頼っているミャンマー経済は、物価が1.5倍に上昇しました。
ミャンマーでは今、仕事がなく、生活は苦しく、家族が食べていけない状況になっており、家族を養うために家族の中で1人か2人は海外へ働きに行かなければならない切実な状況になっています。
③海外で働く国として日本が一番人気である
世界中の発展途上国から見ると、日本は出稼ぎ対象国としてどんどん人気がなくなってきています。
日本は30年間給料が上がっていません。そんなデフレ経済の日本は外国との比較において、相対的な地位がどんどん低下しており、働く先としての日本は魅力のある国ではなくなってきています。
今、日本が選ばれない国となってきているのは、非常に切実な問題です。
なおかつ、岸田政権は外国人の入国をほぼ完全にストップしています。(2022年2月16日現在)留学生、技能実習生、労働力も全部受け付けないということをやっている日本はさらに嫌われていくという状況です。
そのような中でもミャンマーだけは、海外で働く国として日本が一番人気です。その理由は、歴史的な理由、宗教の理由、国民性等、様々あります。
今ミャンマーでは、クーデターの影響で、海外で働きたい人がすごい勢いで増えており、出稼ぎ先の一番人気は日本。そして、日本で働きに行くとしたらどこを頼るかというと、ミャンマーNo.1の送り出し機関で、信用度の高いミャンマー・ユニティを頼るという状況で、今ミャンマー・ユニティには応募者が殺到しております。
日本人に近い国民性
④国民の9割が敬虔な仏教徒で、仏教文化が根付いている
⑤心が純粋な人々が多く、勤勉で真面目、犯罪が少ない
ミャンマーは国民の9割が敬虔な仏教徒です。ミャンマーの仏教は上座部仏教(小乗仏教)という仏教で、とても信心深く、心がとても純粋で、勤勉で真面目です。またミャンマー仏教は「現世で徳を積むことにより、来世で報われる」という思想であるため、アジアで最も貧しい国であるにも関わらず、日本並みに犯罪が少ないことも特徴です。
⑥日本人と価値観が合う(控え目・身勝手な自己主張を避ける)
ミャンマーの方々は、とても控えめで、身勝手なことを言わない国民性で、とても日本人に近いです。
ミャンマー・ユニティも、ミャンマーで135人のミャンマー人の方を雇っておりますが、協調性の高い方々でとても仕事がやりやすいです。
⑦日本語とビルマ語の文法が似ており日本語の上達が早い
日本語とミャンマー語は文法が似ているため、ミャンマーの方は日本語の上達がとても早いです。
例えば「私はお茶を飲む」。これが基本的な日本語の並びです。世界中の外国の言語は、「私は飲む、お茶を」という並びが多いと思います。
ところがミャンマー語(ビルマ語)は日本語と並びが同じです。また私【は】や、お茶【を】などの助詞を使います。ですから単語を覚えれば文章になるので、ミャンマーの方々がとても記憶力が高いこともあって、日本語の上達はとても早いです。
また、ミャンマー語は280音で構成されており、その中には日本語の50音と似ている発音も多数あります。そのため、ミャンマー人の方は日本語の発音も難なく習得ができる傾向があり、ミャンマー人の方が話す日本語は他国の人材と比較して、とても聞き取りやすいと言われています。
⑧ベトナムの次に人口の多い仏教徒はミャンマーである
外国人技能実習生やその他の在留資格もですが、日本は外国人労働力を主にベトナムに頼ってきました。
しかしそのベトナムも著しい経済発展により、日本に行って働くことの魅力がどんどんなくなってきており、日本に行こうとする人がどんどん減ってきており、また人材の質の低下に悩んでおられる方が増えてきました。
特に不人気な職種、例えば介護・建設・農業や外で働く仕事などは、労働環境が厳しくきつい仕事です。こうした3K業種は特にベトナム人が希望しなくなってきました。
ベトナムでは人が集まらないのでいい候補者が集まりません。そうなると少ない候補者の中から無理矢理選考をすることになり、後々いろいろと問題が起こる可能性があります。
もうベトナム人の受入れは難しい、という声が非常に強くなってきているので、その次の国を探す動きがでてきています。
外国人技能実習生在留状況【2019年6月時点】
今回のセミナーは「ポストベトナムの代わりになる人材送り出し国はどこだ」がテーマです。
ベトナムは経済発展著しく、ベトナム国内で十分に仕事があり、十分に良い給料の高い仕事があるので、いい人はもう日本にはやってこなくなりました。
さらに、外国と比べて日本の相対的地位が低下していることにより、日本に来る人はさらに少なくなっています。ベトナムは今後、人材送り出しの数はどんどん減っていくと想像できます。
中国も一緒です。世界第2の経済大国中国も、日本と相対的地位がだいぶ接近してきており、これからは人材送り出し国として期待ができません。
フィリピンは本来であれば期待できるのですが、フィリピン政府の規制が非常に厳しく、フィリピンからの人材受け入れが難しいと感じていらっしゃる方は非常に多いと思います。
インドネシアは人口が多く本来期待できるのですが、仏教国がいいという声が多いです。
タイは経済発展著しく期待できません。
カンボジアも本来期待できるのですが人口が少なく、ミャンマーの約3分の1位の人口です。また教育水準が低く、文字が書けない読めない方が国民の4割位います。文字が読めない人は日本語の教科書も読めないので、日本語教育がとても難しいです。
10年後の送り出し国順位予想
そうなると「やはりミャンマーだね」となります。
これは私の個人的な予想ですが、10年経ったら色々な国が経済発展をしていき、GDPは10年で倍くらいになります。そうするとさらに日本に行く意味がなくなってきます。
一方でミャンマーは2021年2月の軍事クーデターにより、経済が悪化し日本との格差がさらに開きました。
ですから10年後にはミャンマーが日本への一番の人材送り出し国になっていくと予想しております。また、今後しばらく経済格差が続きますので、今後30年間はミャンマーから日本への人材送り出しが期待できると思います。
ミャンマー・ユニティが選ばれる理由
ミャンマーNo.1の実績
我々の累計送り出し人数は1,381名です。
ベトナムなどに比べると全然大した人数ではないのですが、これでもミャンマーでトップの送り出し人数です。介護職(185名)が多いことが特徴です。
現在、コロナ規制が続いており、入国待ちの内定者数が1,166名おります。そのうち介護職が258名おります。(2022年2月16日現在)
面接候補者がとても多い
また、面接を待っている候補者がとてもたくさんおります。
面接の候補者も誰でも登録すればいいということではなく、ミャンマー・ユニティで一次選考して合格した方々を面接待機者と呼んでおります。
ミャンマー・ユニティで教育をし、授業態度が良いかどうか、またテストを受けてもらい良い成績を収めるかどうか、また人物的に素晴らしい人材かを判断しています。
そして日本に行ってやっていける人材、我々が大丈夫だと自信を持っていえる人材が、介護以外の職種で1,488名、介護職種で701名、いつでも面接を待っている状態です。(2022年2月16日現在)
中でも、介護職の面接待機者が多いことが特徴です。介護職は世界的にで人気がない職種です。日本でも日本以外の国においても、介護をやりたいという人はなかなか集まらない傾向にありますが、ミャンマーだけは特別で、介護職に人気があります。
理由としては、年長者を敬う文化があること、大家族でおじいちゃん、おばあちゃんの面倒を家族がみることが当然であること、そして高齢者が大好きな方が多いことです。
また、ミャンマーの上座部仏教には「功徳を積む」という考え方があり、「体の不自由な高齢者を助けることが徳を積むことにつながる」と考えるミャンマー人には、介護職が人気なのです。
日本でもその他の国でも介護職の候補者集めはとても苦労するのですが、ミャンマーだけは介護職の希望者がたくさんいるのです。
また、ミャンマーの政変により経済が打撃を受け、日本で働きたい人がすごく増えました。そしてミャンマー・ユニティがNo.1で信用度が高いので、日本に行くならミャンマー・ユニティということで候補者が殺到してきている状態です。
ぜひ彼女彼らに、お仕事の機会を与えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
高度な日本語教育
ミャンマー人は日本語の上達が早いと申し上げましたが、出国時にN4の社内模擬試験に93%も合格しています。なぜJLPTではなく社内模擬試験なのかというと、JLPTは年に2回しか試験がないので、全員が受けられないためです。そのためJLPTと同レベルの社内模擬試験を行っているのです。
介護職種においては、NATテスト3級に82%が合格して日本へ出国します。これほどまでに日本語教育水準が高い送り出し機関は世界中でもミャンマー・ユニティだけだと思います。
高い日本語教育の根拠としましては、介護以外の職種で5ヶ月700時間の日本語教育、介護職種で10ヶ月1,400時間の日本語教育を行っていることが挙げられます。
しかし日本語教育は、ただ試験に受かればよい、ただ単に読み書きができればいいということではありません。
日本に来ての最重要課題は日本語力だと思います。日本語がしっかりできていないと、聞いて話すコミュニケーション力がないと様々な問題が起こる原因となります。
よくある話で、「これをやっておいてください」と外国の方にお願いしますと、皆さんわかっていなくても「わかりました」と言いますが、実際に仕事をしてもらうと全然言う通りにやってくれないということがよくあります。
「なぜやらないのだ」というようなことを日本人が言うと、外国の方は怒られたと思いショックを受け、だんだんと日本人職員と心が離れ、亀裂が生じることになります。
また、日本語を理解していない外国人が「わかりました」と言ったことにより、業務上の重大な事故が起こる可能性もあります。特に建設現場では大きな事故が発生したり、介護現場ではご高齢者の命に関わるような事故が起こる可能性もあります。
心が離れていく、あるいは事故が起こるかなりの原因が、日本語力が不足しており、日本語のコミュニケーション力が足りていないことが原因なので、我々は日本語のコミュニケーション力が非常に重要だと考えております。
ですから、ミャンマー・ユニティでは、ただ単に試験に受かるための教育をするだけではなく、会話力を上げるために、日本人の日本語の先生が毎日最低1時間は会話授業を組み込んでおります。
現地人の日本語教師を雇うのに比べて、日本人の日本語教師を雇うとコストが10倍くらい多くかかりますので、当社以外の送り出し機関ではほとんど日本人の日本語教師を雇っていないと思います。
さらに昨今の新型コロナウイルスの蔓延による日本の外国人入国規制により、ほとんどの送り出し機関は経営が悪化し、日本人教師を軒並み解雇しているところも多いようです。
ですから、この日本人日本語教師による綿密な日本語コミュニケーション教育は、ミャンマー・ユニティの最大の特徴となっております。
逆に入国後講習において、「他の送り出し機関から来た技能実習生と、ミャンマー・ユニティの技能実習生をいっしょに混ぜて日本語授業を行うと、ミャンマー・ユニティの実習生の日本語力があまりに高いため授業がうまくいかない。日本語レベルが違いすぎるので、授業のクラスを分けている」という声も聞かれるくらいです。
法令遵守
技能実習制度は奴隷制度だとか、技能実習生が日本でひどい目に遭っているというような批判が内外で起こっています。
本来ベトナムでは3,600ドル、ミャンマーは2,800ドルしか本人からは徴収してはいけないというルールですが、ほとんどの送り出し機関はそのルールを守っていません。
ほとんどの送り出し機関はあれやこれやと理由をつけて、それ以上の金額を徴収しています。教育費だとか、手続き費用だとかいろいろ理由をつけ、ひどいところでは総額100万円とか150万円を徴収しています。
それを高利貸しから無理やり借りさせてとんでもない状態で日本に連れてくるということが起こり、失踪したり実習先から逃げ出し、悪い集団に入って悪いことをする。こういったことが問題発生の原因だと言われています。
ミャンマー・ユニティでは、この問題を防ぐためにミャンマーで決められた2,800ドルしか絶対に本人から徴収しません。
色々な教育費・手続き費用などの名目で別途徴収することも絶対にいたしません。
技能実習生の本人負担を減らすには「3大悪」を排除しなければなりません。
①過剰な接待をしない
本人負担が増える原因の1つ目は「送り出し機関による過剰な接待」です。
以前は我々もミャンマーへ来た方々から、当然のごとく接待を要求されるということがよくありました。しかし私たちは接待こそが本人負担が増えてしまう原因だと考え、そういった要求を一切断ってきました。
②一切のバックリベートを払わない
本人負担が増える原因の2つ目は「バックリベート」です。
以前は監理団体の方が「ミャンマー・ユニティから技能実習生を受入れしたらいくらくれるのだ」と我々にバックリベートを要求することもよくありました。こういった要求も我々は一切断ってきました。
以前は接待すること、リベートを払うことはごく当然のこととして横行していたので、これらの要求を断るミャンマー・ユニティは、当然のように要求する監理団体の人たちからはかなり嫌われました。接待をする、あるいはリベートを払うという悪い習慣がさも当たり前という世界が存在していました。
「接待は一切やりません」「リベートは払いません」と言うと、「なんでミャンマー・ユニティはやらないのだ、であれば取引しない」というようなことをたくさん言われました。
現在は外国人技能実習機構がそのような悪い習慣を徹底して取り締まるようになりましたが、今でもたちの悪い監理団体の方がこういったことを要求してくる場合があります。
しかし我々は一切断ります。なぜ断るかというと、この接待したお金やリベートがそのまま技能実習生本人の負担に跳ね返るからです。
本人負担が増えて、技能実習生の借金が増え、それが問題発生の原因になるため、こういった要求は一切お断わりしております。
③ブローカーを介さない
本人負担が増える原因の3つ目は「ブローカー」です。
ミャンマー・ユニティは、ブローカーを一切使いません。
ブローカーにも色々ありますが、一般的に送り出し機関は人材を集めるのが難しいので、地方の有力者などに人集めを頼みます。もちろん無料ではやってくれないので、1人当たりいくらとか、何十万とかをそのブローカーに払うことになります。そしてそのお金が本人負担に跳ね返ることになります。
またブローカーにはもう一つあります。
「日本に行きたいのであれば、俺に金を払え、俺に金を払ったらいい送り出し機関紹介してやる」と現地の方に口利きをするブローカーもいます。つまり、日本に行く候補者を集める際にもブローカーが暗躍するのです。
ミャンマー・ユニティは、こういった人材集めのブローカーも一切使いません。
ミャンマー・ユニティは技能実習生本人から2,800ドルしか一切徴収しないということで問題発生を防いでおります。2,800ドルしか絶対徴収しないということも、我々がミャンマーでナンバーワンの評判になる大きな理由です。
ミャンマー・ユニティは一番少ない費用で日本に行け、ミャンマーでNo,1の送り出し機関ということでミャンマー人の間では「日本で働くのであればミャンマー・ユニティ」ということがほぼ常識となっており、我々の所に人材が集まってくるのです。
人材募集力
すべての外国人が日本で働くことを望むわけではありません。特に昨今は日本の相対的地位が低下していることから、日本が働く国として「選ばれない国」になりつつあります。
また、特に不人気な職種においては、人材を集めること自体がとても難しくなってきております。
介護業界、建設業界、農業などは、日本でも不人気であるとともに、もうアジアの国々においても希望者を集めることは困難になってきております。
そのような中で、ミャンマー・ユニティは抜群の人材募集力により、豊富な人材を集めることができます。
①ミャンマーNo.1の評判により人材が集まる
ミャンマー・ユニティは、ミャンマーNo.1の日本への送り出し実績があるミャンマー最大の人材送り出し機関です。
また技能実習生本人の負担金額が2,800ドルだけなので、他の送り出し機関より費用負担が少なく、その評判がミャンマー国内で駆け巡っており、ミャンマー人に絶大な信用があります。
ですから、「日本で働くならミャンマー・ユニティだね」と、日本で働きたいミャンマー人が、ミャンマー・ユニティに殺到しております。
2021年のクーデター発生により、経済が壊滅的な打撃を受け、生活困窮者が増大しており、さらに海外での出稼ぎ需要が増えていることから、「出稼ぎに行くなら日本」「日本で働くならミャンマー・ユニティ」と当社に応募が殺到しております。
②ミャンマー全土の日本語学校と提携している
ミャンマー・ユニティは、ミャンマー全土の日本語学校と提携しております。
ミャンマーでは、日本語学校で日本語を学んでいる人は意外にたくさんいます。日本語を学ぶ目的はさまざまです。ミャンマーに進出している日本企業に就職したい人、日本語の先生になりたい人、日本語の旅行ガイドを目指している人、そして日本で働きたい人などです。
明確な目的がないまま日本語を学んでいる人もおり、そんな方々で真面目で優秀な方がいた場合、日本語学校の校長先生が「日本に行くならミャンマー・ユニティがいいよ」と我々に推薦してもらえる提携関係があり、優秀な生徒が紹介してもらえるのです。
③MJ Space(無料日本語オンライン学習)による募集
ミャンマー・ユニティは、MJ Spaceという無料日本語オンライン教育サイトを運営しております。
お金があり暇があって日本語学校に通える人はいいのですが、そうでない方もミャンマーにはたくさんおります。例えば、日本語学校に通うお金がない方や、田舎すぎて近くに日本語学校がない方や、家の農業をやるために自宅を離れられない方や、家族の面倒を見るために自宅から離れられないというような方も大勢いらっしゃいます。
そういう方々も日本に行くことができれば人生が開けます。
生活苦を打開するために日本に行きたい。しかし、日本に行くためには日本語の勉強しなければならない。でもお金がない。ではどうしたらいいのか・・・
そのような日本語の勉強をする機会がない方々にも、等しく日本語を学ぶ機会を与えようという取り組みが「MJ Space」です。
テレビもラジオも新聞もない貧しいミャンマーでも、携帯電話だけは普及しており、携帯電話の普及率は100%以上です。そんなミャンマーで、いつでもどこでも誰でもスマートフォンさえ持っていれば、無料で日本語を学習できるようなチャンスを与えよう。携帯電話さえあれば、貧しい方でも、環境的に日本語の学習が難しい方でも、MJ Spaceを利用してもらい日本語学習の機会を与えよう。それが「MJ Space」です。
MJ Space は、FacebookとYouTubeで日本語無料オンライン教育を提供し、ミャンマー人に等しく日本語を学ぶ機会を与える取り組みをミャンマー・ユニティではすでに約2年やっております。
利用者数は20万人を突破しています。
そもそも外国語学習というのは、学ぶ強い意志と学習時間の長さがとても重要です。
全ての人が日本語学習を強い意志で続けられるとは限りませんが、強い意志を持ち続けて学習を続ける方の中から日本語能力の高い人がどんどん生まれ、そういう方々がミャンマー・ユニティの面接候補者になるというしくみです。
オンライン面接の質
現在はコロナ禍により現地面接ができません。そのため、ミャンマー・ユニティでオンライン面接を実施しておりますが、その質は今や現地での面接を超えるものとなっております。
①事前に十分な資料をご提供
事前に送付させていただく資料は以下になります。
- 候補者の履歴書
- Zoom面接のご案内
- 事前試験についての説明
- ミャンマーの学歴に関する説明
- IQテストサンプル
- 計算テストのサンプル
- 性格診断テストの加点項目チェック用
②Zoomにて面接
オンライン面接は、Zoomを使って実施させていただきます。
候補者全員、通訳、ホスト、サポートが出席いたします。
③オンライン面接の流れ
オンライン面接は、候補者全員を参加させ以下の流れで進めます。
- 企業様からのご挨拶と会社説明(できれば動画、画像を使っていただき具体的にご説明いただきます)
- 一次面接(待機者は待機室へ移動)
- 二次面接(必要な場合)
- 体力テストと実技テスト(必要な場合)
- 再度個人面接(必要な場合)
- 合格発表
④YouTubeで事前に自己紹介動画等をご提供
ミャンマー・ユニティのオンライン面接は、事前にYouTubeで動画を作成し、受入企業様にお見せしています。
事前に、面接候補者本人に自己アピールや、家族のこと、住んでいる家、住んでいる地域の紹介をスマートフォンで動画を撮影していただき、弊社の動画編集チームが動画を編集、YouTubeにアップをし、そのリンクを皆様に事前にお伝えいたします。
その他必要に応じて、実技テスト、体力テストも事前に録画して、 YouTubeのリンクを送付させていただくことが可能です。
体力テストについては、カメラを置く場所を決めて家族に協力いただき、動画撮影を進めます。
⑤オンライン面接に対するお客様の高い評価
これらの取り組みにより、ミャンマー・ユニティのオンライン面接はお客様から高い評価をいただいております。 オンライン面接に関するお客様の声をご紹介させていただきます。
- 事前資料や画像が充実している。
- 事前にもらうYouTubeのリンクについては、候補生の番号などのテロップ入りで、きちんと編集されており、面接後にも確認できるのでとても便利である。
- 翌年の面接時にもかなり参考にできる。
- 事前資料をいただくことで、面接当日は、候補生の雰囲気など確認するだけで選抜ができる。
- 二日間の面接に及びましたが、一日目のZOOM面接の画像を、編集して、当日夜に送付いただき、翌日の面接の参考にできた。
- 事前にいただく資料がかなり豊富であり、それらの資料とYouTubeのリンクの内容で、社内では一次選考が終わっている。
- 面接の準備が企業側としてもしっかり行えて、当日も大変効率よく終えることができ、今後もミャンマーに行って面接する必要はないと感じた。
コロナ前までは、面接となると1週間ぐらい時間をかけ、高額なお金を払いミャンマーへ行かれていたと思います。そして例えば10人採用するとなると、30人程度、2日がかりで面接をしていたと思います。30人も面接をすると、最後には誰が誰だかわからなくなってしまうということはよくあったと思います。
しかし、YouTube動画があればいつでも見直すことができます。
今までお金と手間暇をかけミャンマーに行き面接をしていたが、オンライン面接の方が時間もかからず、効率もいい。もうミャンマーに行って面接する必要は全くない、という声をいただいております。ミャンマー・ユニティでは非常に充実したオンライン面接を実施しております。
即戦力人材を養成する介護教育
ミャンマー・ユニティの介護教育は、即戦力人材の養成を目指し、日本の初任者研修の内容を教育しています。
ポイントは以下です。
- 日本の初任者研修の内容をミャンマーの文化習慣に合わせてアレンジ
- 初任者研修終了レベルを目指す
- 出来るだけ座学に力を入れる(ミャンマーにいる間に基礎的内容を理解しておく)
- ミャンマー人介護教師を養成(介護授業の通訳・基礎部分指導)
- 最初にミャンマー人教師がミャンマー語で指導し、その後日本人教師が日本語で復習と補足を行う
- 実技はボディメカニクスを中心に行う
施設によって様々な方法があること、ご利用者様一人ひとり違うことを説明する。なぜそのようなやり方なのか、 根拠を知ることが大事。基礎を理解していれば現場で応用できる。 - 専門用語や介護に関する単語を覚え、少しでも現場で役立つように指導
介護とは、利用者様の命を預かる仕事です。
日本語力がままならないN4レベルの人が日本に来て、日本語がよくわからない人に対して、日本で介護教育を行うのは無理があります。
介護を理解していない外国人をそのまま現場に配属させると、命にかかわる事故が起きる可能性があります。
そのためミャンマー・ユニティは、ミャンマーにいる間に日本語力N3レベルにし、ミャンマーで初任者研修の内容の教育をし、なおかつ実技教育も行い、即戦力にして日本に送り出しております。
カリキュラムは、座学と実技を合計168時間行っております。
介護授業カリキュラム(全行程168時間)
(1)はじめに 心構え、日本の高齢者施設について、高齢者体験、サービスの種類 8h(座学・体験学習) |
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(2)尊厳の保持、自立支援、介護保険、QOL、ADL、介護予防、廃用症候群、褥瘡 8h(座学) |
(3)老化の理解、疾病の理解、身体のしくみ 8h(座学) |
(4)虐待、感染症、バイタルチェック、医行為、終末期ケア 8h(座学) |
(5)認知症、障害、ノーマライゼーション、障害受容 10h(座学) |
(6)コミュニケーション、受容・共感・傾聴、事故報告書、ヒヤリハット、事故予防 8h(座学) |
(7)ボディメカニクス、ベッドメイキング、体位交換 17h(座学3h、実技14h) シーツ交換 仰臥位→側臥位→端座位 上方移動、水平移動 立ち上がり、座り |
(8)移乗 17h(座学3h、実技14h) ベッド→車いす、車いす→ベッド、ポータブルトイレ |
(9)移動 14h(座学3h、実技11h) 車いす、杖歩行、白杖歩行 |
(10)排泄 17h(座学3h、実技14h) おむつ交換(紙、リハパン)、差し込み便器、尿器 |
(11)整容 12h(座学3h、実技9h) パジャマ上下、かぶり上下→座位、仰臥位 ゆかた→仰臥位 |
(12)食事 10h(座学3h、実技7h) |
(13)入浴 13h(座学3h、実技10h) 洗髪、手浴、足浴、清拭 |
(14)修了テスト 6h 実際の介護現場を想定してのテスト |
(15)苦手分野の復習、補習、レクリエーション等 12h |
※但し、現在はコロナ禍における対応として、座学はオンラインによる講習を実施しております。実技講習については、ミャンマーの新型コロナ感染収束により少人数での講習開催許可が出たため、日本入国前に実施いたします。(2022年2月16日現在)
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育座学風景
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育ベッドメイキング
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育シーツ交換時の注意
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育自己選択・自己決定
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育車椅子の操作
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育ベッド⇔車椅子への移乗
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育清潔不潔について(使い捨て手袋の扱い方)
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育オムツ交換
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育右麻痺がある方のトイレ誘導
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育ベッド上での洗髪
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育足浴
ミャンマー・ユニティ
技能実習生に対する介護教育手浴
アフターフォローが充実
ミャンマー・ユニティは、日本でのアフターフローも充実させております。
本来であれば、来日後の技能実習生は監理団体様がフォローをするのですが、ミャンマー・ユニティは、日本にミャンマー人が駐在しております。(東京・群馬・岐阜・岡山)
監理団体様の依頼により、送り出し機関として日本在住技能実習生のフォローのお手伝いもさせていただいております。
ミャンマーの仏教思想ついて
- 敬虔な仏教徒である
- 上座部仏教である
- 人生で二回は出家をする
- 僧院学校が1500ほど存在する
- 人口の1%が僧侶と言われている
- 寄付の文化(世界で一番寄付をする)がある
我々日本人も仏教徒が多いですが、ミャンマーの仏教徒の方たちはとても敬虔な仏教徒です。
ミャンマー仏教は上座部仏教であり、修行を重ねていきます。
人生で2回は出家し、お坊さんになります。
一生涯お坊さんの方もいますし、1週間の出家を2回でも構いません。
出家をしていない時は僧侶や僧院にお金や食べ物を毎週寄付します。
ミャンマーには昔から僧院学校はありますが、現在は1,500ほどの僧院学校があります。
どのような人が僧院学校に行くかというと、僧侶になるためはもちろん、普通の学校に通えない、地理的要因で通えない、家族がいない孤児の方などが僧院学校で暮らしながら、勉強をしております。
ミャンマーは全体の人口の1%が僧侶と言われています。
100人に1人なのでかなりの割合で僧侶が多いということがわかると思います。
自分が出家してないときは僧院・僧侶にお金等の寄付をするので、ミャンマーには寄付の文化が根付いています。
ミャンマーは世界の中でも最貧国の一つです。
経済フォーラムのデータで2018年か2019年に91%の人が寄付をしたことがあるというデータが掲載されていました。
ミャンマー人曰く、91%より多いのではないかとのことです。
エピソードになりますが、ミャンマー・ユニティでは135名程のミャンマー人従業員がおりますが、従業員の家族がコロナ感染した際に、隔離費用の一部になればということで会社として少額のサポートをしました。
本人からお礼の連絡をもらった際に、「私はこの中でも少し裕福な方なのでコロナ感染で困っている方に頂いたお金を寄付させてください」と申し出がありました。
より困っている人に寄付をするという文化が根付いているので、こういったことが日常茶飯事に起きております。
仏教思想の一部をご紹介します
- 生き物を殺してはならない
- 他人のものを盗んではならない
- 不道徳な行為をしてはいけない
- 嘘をついてはいけない
- 酒を飲んではいけない
お坊さんの教えの一部をご紹介します
- 徳を積むことにより、よい来世が訪れます
- 悪い行いを避けると、自然に良いことが巡ってくる
- 修行するのは誰のためでもなく自分自身のためです
- 他人のためにいいことをすると、自分にも満たされた人生が訪れる
- 人の欠点を探すのではなくて、人の良い所をさがして、人を判断してください
お坊さんの教えを国民が学び、実践しているというよりも、生活の一部となっています。
特に【徳を積むことにより、よい来世が訪れます】という教えは、ほぼすべてのミャンマー人の方がこのように考えています。
そのため、介護の仕事はお年寄りのためになること、得を積むことである。そのため来世が良くなるといったこともあり、人のためになる仕事、特に介護はより人のためになると考えているので介護職は人気です。
介護職に向いており、心から介護を仕事にしたいと思っているミャンマー人が多いです。
こういった思想が生活の一部に根付います。
ミャンマーの国民性
- 真の親切さを持っている
- 自分よりも周りを考えらえる
- 優しい心を持っている
- 幸せの尺度はお金ではない
- 家族と一緒に生活することが一番の幸せと思っている
- 文句をいわずに、現実を受け入れる
- 笑顔をみせれば、笑顔で帰ってくる
- 気が利く
- 勤勉で真面目である
ミャンマー人は皆とても親切な心を持っています。
初めてミャンマーを訪れ、道がわからず困っているとすぐに声をかけてくれます。
本当に心の底から親切な人が多いと思います。
私が私がというのではなく、誰々のためにという考えで、家族のため、友人のため、同僚のためというように、自分よりも周りを考えます。
弊社の従業員のお母さんが手術をすることになったのですが、同僚が献血をし、その血液を提供し、自分よりも人、家族だけではなく困っている人がいれば誰でも助けるというとても親切な心をもっています。
気性が激しい人はあまりいません。
穏やかで人のために何かをして幸せなりたいという優しい心を持っている人が多いです。
幸せの尺度はお金ではないという思想ですが、日本や他国では収入を多く稼ぐことが自分の幸せと考えている方もいると思います。
ミャンマー人にそういう方がいないわけではないですが、ミャンマー人に一番の幸せを聞くと、家族と一緒に生活できることが一番幸せです、という考えの方が多いです。
お金が幸せの尺度だけではなく、お金ではないところに幸せの尺度があるという考えが他国と少し違う国民性かと思います。
家族と一緒に生活をすることが一番の幸せと思っているので、実習生などは日本で3年、5年、長い方は10年行きますが、ほとんどの方がいずれはミャンマーに戻り家族と一緒に生活をしたいと考えている方が多いです。
文句を言わずに現実を受け入れる所が素晴らしと思います。
仏教の教えにあるように、自分の主張を繰り返すのではなくて、与えられた環境を自分で受け入れ、自分で心をコントロールするところがあるので、何かあっても文句を言ったり、人のせいにすることはなく、現状を受け入れ、何ができるかという対策を考える姿勢の方が仕事場でも多いです。
笑顔見せれば笑顔が返ってきます。
ミャンマー人の自然の笑顔がとても素晴らしく、人の心を癒してくれます。
作り笑いでもなく、本当にごく自然な笑顔が素晴らしいと我々の学校の先生も言っております。
ミャンマー人はすごく気が利きます。
こんなことを先生に言ったら迷惑かな、とか先生が授業の準備をしていると(例えばスピーカーを準備する、テレビを準備するなど)それを見た瞬間に何人かの生徒が「先生手伝います」と走ってきて手伝ってくれます。
何かあったときにはすぐに手伝うという、気が利く方がとても多いです。
なぜミャンマー人材の評価が高いのか
- 真面目である
- 勤勉である
- コツコツと積み重ねるタイプが多い
- 心がしっかりしている
- 日本語の能力が高い
- 根は明るい
- 文句を言わない
- 自分勝手な主張はしない
- 家族を大切にする
ミャンマー人実習生を受け入れて頂いた企業様、組合様等からのご意見も含めて紹介します。
真面目であり、勤勉であり、コツコツ積み重ねるタイプが多いです。
一攫千金を狙う感じではなく、コツコツと毎日積み重ねて仕事をしてくれます。
ある企業様が、中国人とベトナム人とミャンマー人を雇った際、日本に来たときの仕事のレベルはミャンマー人が一番低かったそうです。
中国人とベトナム人は、元々手先が器用なこと、他にも理由があるそうですが、仕事のレベルはミャンマー人が一番低かったそうです。
半年後、ミャンマー人の方が、1時間に完成する量が増えたそうです。
ベトナム人と中国人の人が悪いわけではなく、彼ら彼女らは1時間で100個やればそれ以上は努力をしないが、ミャンマー人は初め80個しかできなかったが、半年で追いつきその後は100個以上をやってくれた。というようなお話を聞きました。
コツコツ積み重ねて努力をしていくタイプということで企業様よりお褒めの言葉をいただきました。
ミャンマー人は仏教の教えに基づいているので心がしっかりとしています。
しっかりした心を持っているので、とても穏やかで会社の方々が見ても安心するいうことです。
ミャンマー人の日本語能力が高いことについてご説明します。
ミャンマー語の文法は日本語の文法と同じで、助詞があります。
発音はミャンマー語の発音と日本語の発音の違いはありますが、大きな違いがないので、綺麗に発音するということで、日本語能力はミャンマー人が一番高いとおっしゃっていただく企業様や組合様が多いです。
中国人、ベトナム人、カンボジア人、ミャンマー人を受け入れている企業様がミャンマー人の日本語はすごいとおっしゃっていただいたことがありました。
理由は助詞を普通に使えるということです。
ミャンマー語にも助詞があるのでミャンマー人が助詞を使えるのはさほど難しいことではないのです。
ベトナム人の方は単語を並べて話すが、助詞が抜けてしまうようです。
理解はできるので支障はないのですが、単語で話すので少し外国人の日本語といった感じです。
ミャンマー人は文章をしっかりと話せることに驚いた、とおっしゃる企業様もいます。
ミャンマー人は控えめで身勝手な主張はせず、あまり文句も言わないため、暗いイメージされるかもしれませんが、根はとても明るいです。
積極性をもたせるために発言しやすい授業を工夫して行っています。
自分の民族について教えてください、と尋ねると、自分の民族や家族のことをとても楽しそうに話します。ほとんどの女性は民族舞踊を踊ることができます。
面接の際に、事前に自己紹介や自己アピールを録画したものをYouTubeのリンクにし、お渡しすることが可能ですが、アピール動画でもとても明るく、日本の歌を歌いながらアピールする実習生もいます。
自己紹介しているときはとても真面目ですが、アピールの場になると踊ったりと、とても明るい方たちです。
またミャンマー人は家族を大切します。家族を大切にすることで受け入れ企業様も安心するようです。
これから面接をすると、いつ入国できるのか?
ここれから面接しますと、入国する頃には日本の外国人入国制限も緩和されていますのでおおよそ次のような入国スケジュールになります。
一般職種 (介護以外の職種) |
面接後6ヶ月から7ヶ月後に入国 |
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介護職 | 面接後12ヶ月から13ヶ月後に入国 |
ミャンマーはコロナとクーデターの影響がありますが、クーデターの影響が皆様の懸念材料かと思います。しかし、現在ミャンマー側の事情で申請プロセス等が遅れていたり、止まっていたりということは一切ありません。
ミャンマーはミャンマー国内において海外へ働きに出る人にスマートカードが必要になります。以前はスマートカードを申請し許可を得るまでに時間がかかっていましたが、発行までのプロセスが少し短縮されてきております。
今後外国人入国緩和の状況によって入国の時期がずれていく可能性はあると思います。ただし、ミャンマー側の事情で遅れることは今のところありません。
ミャンマー人は普通に入国できるのか
ミャンマーの都合で止まっているプロセスはございません。
スマートカード申請から許可等もしっかり進んでいます。
2021年11月8日に日本政府が外国人入国制限緩和を発表した際も、ミャンマー側はそれに伴い動き出しました。
2021年11月8日以降ミャンマー側が何も進まなかったということであれば問題あると思いますが、2021年11月8日の外国人入国制限緩和の際はビザ申請も進み、スマートカードの発行のための依頼も進んだので、ミャンマー人だから日本に入国できないということはありません。
今ミャンマー人を選ぶべき理由
1.候補者が圧倒的に集まります
他国と比較しても今後のミャンマー人材の募集は大変有望であるのではないかと思います。
ミャンマーは日本との賃金格差がとても大きいです。
今回のクーデターでミャンマーの現地通貨であるミャンマーチャットが暴落したため、より日本との賃金格差が大きくなりました。
そのため失業率も増え、国内の物価が上昇し、人々の生活は苦しくなる一方です。
このような理由から海外で働く希望者が殺到をしています。
ただ、誰でもいいから日本に送り出しをすればいいということではありません。
人材のスクリーニングを強化し、問題のない人材を候補者に登録し、誰を選んでいただいても問題ない人材を育成することが我々の任務になると思います。
2.大勢の候補者がいるため、満足のいく人選ができます
厳しいスクリーニングに合格した人のみを登録し、その登録者の中でお客様からいただく求人票をもとに募集を募ります。
候補者がたくさんいるので選択肢が増え、満足のいく人選をしていただけます。
3.内定者のキャンセルがかなり少ない
ベトナムやインドネシアや他の国の実習生は、「こんなに長く入国を待たされるのであればもう日本には行きません」といったキャンセルが多いと聞きます。
一方で、ミャンマー人は合格した企業様への感謝の気持ちがとても強いため、多少入国が遅れることにも理解があります。新たに別企業で面接するよりも、そのまま待ちたいという方がほとんどです。
ミャンマー・ユニティでは、面接に合格し、教育を開始する際に開校式を行っています。
開講式では、自分を選んでいただいた企業様への感謝の気持ちを絶対に忘れないこと、企業様に選んでいただかなければ日本には行けない、といった指導もしています。
実習生の両親にも、日本で働くということはどういうことかを説明しています。
お金だけのために日本へ行くのではなく、技術や働き方を学びにいく。
生活態度が悪い時は指導をして下さい。困難にあった際はサポートをして下さい。
といったことを繰り返し説明しています。
実際にここ3,4ヶ月、他国からもミャンマーに切り替たいという企業様がかなり増えています。 ぜひこの機会にミャンマーをご検討いただければ幸いです。
質疑応答
- 実習生負担額2,800ドル以外にいくらかかりますか?
生活費・査証・パスポート等の申請料も込みですか? - オンライン面接前に提供してもらえる資料について教えてください。
- 特定技能の試験が、ミャンマーではなかなか実施されませんが理由は?
国内事情と関連があるのですか? - 現在ベトナム実習生(女性)を50名程受入れています。
コロナ禍で新規受入がとまっています。ミャンマーはいかがでしょうか?
ミャンマーでは実習生からいただくサービス料が2,800ドル上限と決まっております。我々も2,800ドルをいただいておりまして、それ以外にそれ以上のものは規定に反しますので、技能実習生から徴収しておりません。
我々が技能実習生からいただく2,800ドルにはビザ申請費用、パスポート費用費用、スマートカード申請費用、健康診断費用などは全て含まれています。
但し本人の生活費は含まれていません。
弊社の授業は通常は全寮制です。現在はコロナの影響で寮生活はしていません。
現在は寮の費用はかかりませんが、自分の娯楽費用、携帯代、寮生活中の食事代といった生活費は本人負担となります。これらの生活費を我々がいただくことはありません。あくまでも本人負担です。
現在はコロナ禍のためオンライン授業を行っております。
ほぼ実家でオンライン授業を受講するため、寮生活での生活費はかかりません。ただし、Wi-Fiや、SIMカードの購入等の通信費は技能実習生本人の負担となります。
またPCR検査代は企業様負担となります。
ワクチン接種は強制ではありませんが接種する際は技能実習生本人の負担になります。
事前に送付させていただく資料は以下になります。
①候補者の履歴書
②Zoom面接のご案内
③事前試験についての説明
④ミャンマーの学歴に関する説明
⑤IQテストサンプル
⑥計算テストのサンプル
⑦性格診断テストの加点項目チェック用
Zoomにて面接をさせていただきます。
候補者全員、通訳、ホスト、サポートが出席致します。
候補者全員を参加させ、以下の流れで進めます。
①企業様からのご挨拶と会社説明
②一次面接(待機者は待機室へ移動)
③二次面接(必要な場合)
④体力テストと実技テスト(必要な場合)
⑤再度個人面接(必要な場合)
⑥合格発表
現在はコロナ禍によりおそらく他の国でも現在はあまり実施されてないと思います。
ミャンマーも他の国と同様にコロナが収まれば、通常に実施されると思っております。
ベトナムに限らずどこの国も日本の入国制限があるので、新規の受け入れが止まっていると思います。
ミャンマー側の理由で止まっているのではありませんので、入国制限が解除され次第ミャンマーも他の国も入国できると思います。
お気軽にお問い合わせください